AIによる人類の破滅というたわ言

CTO長谷川です。

イーロンマスク氏のインタビューをHBOで見ました。彼は「AIによる人類の破滅論者」で、私は彼のことを一企業家兼ビジョナリーとしてかなり尊敬はするものの、AI破滅論については懐疑的なので果たして何を根拠にそんなたわ言を言うのかなと興味本位で聞いていました。

インタビュー時間は15分程度で、オフィスの中で二人のインタビュアー(技術的なことには疎そう)がマスク氏に対して質問を投げかけると言う設定。大まかな内容としては以下の通りでした。

  • 人間は生物学的に自己の絶滅危機を冷静に見定めることができない、危機感が足りていない

  • アルゴリズムとハードがこのまま進化すれば人間は到底太刀打ちできない

  • 例えばコンピュータが直接手を下さなくても、人間を操るレベルにきている

  • 例えば今の顔認証技術にドローンをくっ付けるだけで超高性能暗殺ロボットができる

  • 今年はテスラのモデル3を量産化することに死力を尽くしたため、心身ともにボロボロ

  • 今投資している(?)ベンチャーの中で、脳に直接コンピュータを埋め込むことを実現しようとしている

率直な感想を言うと、心身共にボロボロと言うのは本当で、顔面蒼白で集中力も散漫な感じがしていました。話も飛び飛びで、深い技術的な理解に基づいた洞察と言うよりは、センセーショナリズムを煽るような話し方だったので、やはりAIによる人類破滅なんてことは無いなと再認識するような内容でした。質問のレベルが低かったためというのもあるかもしれません。

 Getty Images

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