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DXの本質とは?3つのステップに沿って解説

2022/04/19 DX推進, ブログ, 事例紹介 
by kawakamitakuro 

ビジネスの現場で耳にする機会の増えた「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉。日本の企業でも、少しずつデジタル化を推し進める動きが始まっています。

しかし、聞いたことはあっても、本当にDXを理解している人はまだまだ少ないのが現状です。そこでこの記事では、DXの本質を理解するために「3つのステップ」に沿って解説したいと思います。

この記事を読み、

 

ということを目指しましょう。

 

DX実現における3つのステップ

まず初めに、DX実現における3つのステップについて解説したいと思います。

DX化を実現させるためには、以下の3つの段階が存在します。それは、

  1. デジタイゼーション
  2. デジタライゼーション
  3. デジタルトランスフォメーション

の3つです。

(1)デジタイゼーション

まず1つ目のステップが、「デジタイゼーション」です。これは「アナログからデジタルへの移行」を指します。

日本でよく「ハンコのデジタル化」についての議論が起こりますが、これこそが「デジタイゼーション」です。

つまり、ツールを導入することによってこれまで手作業だった作業が自動化されたり、紙媒体のものがデータ化されることを指します。

「デジタイゼーションとは、アナログ情報を取得して0と1にエンコードし、コンピューターがそのような情報を保存、処理、および送信できるようにすることだ。たとえば、手書きまたはタイプで書かれたテキストをデジタル形式に変換することは、デジタイゼーションの例であり、LPまたはビデオやVHSテープから音楽を変換することも同様である。」

ージェイソン・ブルームバーグ

しかし、これはあくまでも「省人化」や「最適化することによるコスト削減」にとどまるため、本当の意味でのDX化というわけではありません。そのため、今まで存在しなかったシナジー効果などを期待することは難しいでしょう。

 

(2)デジタライゼーション

次に、2つめのステップが「デジタライゼーション」です。これは「デジタル化されたデータを使用して、作業の進め方やビジネスモデルを変革する」ことを指します。

つまり、ツール導入などの表面的な話ではなく、より複合的で本質的なビジネスモデルの変革を示すことが、デジタライゼーションなのです。これこそが、デジタイゼーションとの大きな違いになります。

デジタイゼーションされた情報やデジタル技術を活用し、作業の進め方を変え、顧客や企業の関与と相互作用の方法を変革し、新しいデジタル収益源を生み出すこと。

ーガートナー

ここまで聞くと、「これこそがDXなのではないか?」と思うかもしれません。しかし、デジタライゼーションではDXとは言えないのです。

 

(3)デジタルトランスフォーメーション

それでは最後に「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を説明します。これは、「人や組織に関する変革」を指します。

デジタライゼーションにより実現されたビジネスモデルの変革を恒久的なものにするには、「人の変化」が必要不可欠となります。KPIや評価制度の見直し、抜本的な組織変更には必ず「人の管理」が必要になってくるからです。

つまり、単に「技術」に関する変革をするのではなく、「人や組織」といった要素に対してデジタル化を進めることこそが、DXなのです。

デジタイゼーションやデジタライゼーションが主に情報システム部や経営企画部、調達部や事業部単体での仕事だとしたら、DXは経営者が自ら舵を切って会社の文化や体制を変えていくことになります。これこそが、抜本的構造改革と言えるでしょう。

 

DXについて理解していると思っていても、それがデジタイゼーションやデジタライゼーションである可能性は多いにあります。電子ハンコの採用やマイナンバーの導入がDXであると勘違いしてしまった場合、目的と手段が混乱してしまうリスクがありますね。

そのため、ここで強調したいことは、ITツールの導入やビジネスモデルの変革はDXの一部にすぎないということです。これこそが、DXの本質になります。

 

企業におけるDXとは

ここまでDXの本質について、3つのステップに沿って理解していきました。ここからは、それらの知識を踏まえた上で、企業におけるDXとは何なのかを解説していきます。

DXとは「デジタル技術を採用し、業務改革を行った結果、組織におこる根本的なビジネスモデルや組織文化の変換、変革を行うこと」です。そこで会社は、コア(核となる事業)コンテクスト(核から派生する事業)に分けて考える必要があります。

例えば、プロバスケットボール選手のマイケル・ジョーダンを例にとってみましょう。

マイケル・ジョーダンにとっての「コア」は、バスケットボールです。一方、「コンテクスト」は、マーケティングやプロモーション、商品化などを指します。つまり、スニーカーの「エア・ジョーダン」という商品はコンテクストですし、Netflixで配信されている「ラストダンス」というドキュメンタリー映画も、コンテクストです。しかし、コアは常に「バスケットボール」であることがわかります。

このことを、会社に置き換えて考えてみましょう。

マイケル・ジョーダンにとってのバスケットボール(コア)にあたるものをデジタル化し、結果としてビジネスモデルや企業文化、体制を変革することが、本当の意味でのデジタルトランスフォーメーションということになります。

つまり、会社にとって本当の意味でのDXとは、コアの部分をデジタル化することなのです。

 

さいごに

ここまで、DXの本質について理解した上で、会社や組織内におけるDXについて解説してきました。

DXについて理解したと思っていても、それが実際にはデジタイゼーションやデジタライゼーションである可能性は大いにあります。また、企業におけるDXを推進するためには、コアの部分から徹底的にデジタル化を行い、その結果としてビジネスモデルの変革をおこなっていく必要があるのです。

このことについて理解した上でDX化に取り組み、ビジネスをさらに加速させていきましょう!

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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パロアルトインサイトについて

AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。

社名 :パロアルトインサイトLLC
設立 :2017年
所在 :米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
メンバー数:17名(2021年9月現在)

石角友愛
<CEO 石角友愛(いしずみともえ)>

2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。データサイエンティストのネットワークを構築し、日本企業に対して最新のAI戦略提案からAI開発まで一貫したAI支援を提供。AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。また、毎日新聞「石角友愛のシリコンバレー通信」、ITメディア「石角友愛とめぐる、米国リテール最前線」など大手メディアでの寄稿連載を多く持ち、最新のIT業界に関する情報を発信している。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。

著書に『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。

パロアルトインサイトHP:www.paloaltoinsight.com
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com
※石角友愛の著書一覧

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