今回は、社会情勢や業界動向を含めた上で、3名それぞれが「2023年に流行するもの」をピックアップしていきました。
長谷川は2023年に流行するもの・サービスを3つピックアップしています。1つ目は、今噂になっているAppleのグラスメガネです。昨年、Metaが新作のグラスメガネを販売しましたが、それに対抗する形で販売するのではないかと期待感が高まっています。価格帯も非常に高く、3,000ドルでの販売を予測しているようです。
Appleはみなさんもご存知のiPhoneなど、非常にクオリティの高いハードウェアを販売しています。そのため、Appleがいよいよグラスメガネにも参入してくるということは非常に期待が持てるでしょう。また、VRやメタバースの発達がさらに進むことによって、仕事のオンライン会議などもよりリアルになるかもしれません。リモートでの働き方が主流になる中で、追い風となるプロダクトになりそうです。
2つ目に挙げたのが、テスラ初のトラックであるサイバートラックです。これまでテスラは普通車を中心にシェアを拡大してきましたが、EVのトラックを発売するということで、アメリカを中心に大きな話題となっています。特にアメリカでは、市民がトラックを運転することが一般的であることから、人によっては待望のプロダクトができると思っているでしょう。
最後に紹介したのが、GenerativeAI(生成AI)です。これまでの放送でも取り扱うことが多かったAIの領域ですが、2022年は画像生成AIをはじめとして「AIの民主化」が一気に進んだ1年となりました。その影響もあり、2023年にはさらにAI分野における進化が加速するのではないかと予測しています。
石角は2023年に流行するもの・サービスを2つピックアップしています。1つ目は、ホンダとソニーが共同開発しているEV車についてです。特にゲーム会社のEPICとの連携も発表されていて、これまでのEV車とは違った角度からユーザーを獲得しようという戦略が見えます。もし、EVがよりエンタメとしての新しい場所になることができれば、新たな可能性の発見となるでしょう。
また2つ目に挙げたのがヘルスケア領域のスマートホームデバイスです。今回特に気になったのがトイレに装着するスマートホームデバイスで、便器の内側にセンサーをつけることで、その尿の中身を分析するというプロダクトを紹介していました。体脂肪率を調べる製品などはすでに存在しますが、尿の中身を分析することができれば、これまでよりもさらに踏み込んだ診断が可能になるかもしれません。
また日本企業はTOTOをはじめとして、トイレ製品が強いです。このことから、日本企業にも踏み込むチャンスがあるかもしれません。またトイレに関するスマートホームデバイスだけではなく、ヘルスケア領域において多くの進化がありそうです。
山崎は2023年に流行するもの・サービスを2つピックアップしています。1つ目は、DeepLをはじめとした自動音声翻訳ツールです。実際に山崎もDeepLを使用しており、テキストベースの翻訳制度は素晴らしいといいます。そこで、2023年は音声通訳についても大きな進化があるかもしれません。
Siriのデータサイエンティストとして様々な機械学習のモデルを実装してきた長谷川は、音声の同時翻訳が抱えていたハードルとして「動的に言語を認識すること」を挙げています。これは、話している人の言語をすぐに理解して音声の同時翻訳をするということです。2016~2017年にかけてここの課題をクリアできていなかったものの、現在はすでに解決できているため、2023年に音声の同時翻訳が可能になるかもしれません。
また、山崎はAIとスポーツの分野にも注目しています。現在行われている藤井聡太王将と羽生善治九段のタイトル戦にもAIが活用されており、AIの分析をリアルタイムに映しながら対局を楽しめるようになっています。このようなAIとスポーツの分野においても、大きな進化が起こるかもしれません。
今回取り上げた内容以外にも、2023年はWBCやラグビーのワールドカップも開催されます。2022年後半はワールドカップで熱狂の渦に包まれたように、スポーツの分野でも多くのドラマが待っていることでしょう。
今後も引き続き、各分野におけるトレンドやニュースに注目していきたいと思います。
「今週のおすすめコンテンツ」は、3名それぞれが年末年始に見たおすすめコンテンツについて紹介しました。
長谷川は、「元彼の遺言状」という文庫本小説を紹介しています。リアリティーのある内容で、非常に面白かったと話していました。また石角は、宇多田ヒカルの曲がもとになって作られた「First Love 初恋」、アメリカで大きな話題となっている「ウェンズデー」、日本では大きな社会現象にもなった「チェンソーマン」など、多くのコンテンツを楽しんだといいます。そして山崎は、今回の放送でも登場した羽生善治の名著「直感力」を取り上げていました。こちらの本は年末年始にみたわけではないですが、とてもおすすめの1冊となっています。興味のある方は、ぜひ1度読んでみてください。
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AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。
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