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リスキリングの継続が不可欠 π型人材から「π型人材2.0」への進化- NIKKEIリスキリング掲載

2024/05/28 メディア掲載実績 
by 関口 

リスキリングの継続が不可欠

π型人材から「π型人材2.0」への進化

– NIKKEIリスキリング掲載

 

「次々と新しい技術が生まれるAI時代を生き抜くためには、4年に1度程度の学び直しが必要になる」。AIビジネスデザイナーの石角友愛さんはこう言います。では、どのようにすればいいのか。石角さんは求められる人材像と学び直しの方法に焦点を当てて『AI時代を生き抜くということ』(日経BP)という本にまとめました。書籍の一部を編集して紹介します。

◇     ◇     ◇

π型人材からπ型人材2.0に進化する

さらに、このπ型人材がどのように「π型人材2.0」に進化していくのかについて説明しましょう。

リスキリングでスパイクスキルを手に入れた人は、その先、ドメインスキルとスパイクスキルを掛け合わせて仕事をしていくことになります。すると、数年たった頃には、そのスパイクスキルもずいぶん磨かれて、自身のドメインスキルといえるくらいの力強さを持つことになるでしょう。つまり、スパイクスキルがドメインスキルへと吸収されていくイメージです。そうなると、ドメインスキル自体が太く、強くなっていき、これまでのドメインとは異なる質のドメインスキルとなります。

例えばマーケティングというドメインスキルを持っていた人が、データ分析というスパイクスキルを取得し、4年間データドリブンなデジタルマーケターとして活躍した後に、アナリストという新しいドメインスキルを手に入れる、といった具合です。この場合、もともと身に付けていたマーケティングというドメインスキルは、どうなるのかというと、上書きされて消えるのではなく、マスタースキルへと統合されていくと考えています。

たくさんのドメインスキルとスパイクスキルを同時に持つことができるのも、π型人材2.0の特徴です。

新しいスパイクスキルを習得すればするほど、ドメインスキルが増えて太くなり、そのドメインスキルがマスタースキルを強化し、異なるスキルをつないで相乗効果を生み出す統合力を鍛え上げていくという好循環が生まれるようになります。

4 to 4の理論で考え、4年に1度くらいのペースでリスキリングを行い、スパイクスキルを追加することで、スパイクスキルがドメインスキルとなり、太くなったドメインスキルはマスタースキルを成長させていきます。このサイクルをどんどん回しながら、「π」のサイズを大きくしてていくイメージを持ってもらえればいいでしょう。

このように、リスキリングを継続して行うことで、どんどん成長していくπ型人材こそが、時代に左右されることのない、今後求められる新しい人材の形です。これをこの本では「π型人材2.0」と定義しました。そして、π型人材2.0になるためには、効率的で、なおかつ持続的に学び続けることが不可欠です。つまり「学びのプロ」、そして「変化に適応するプロ」になる必要があります。

リスキリングによって「π型人材」になる。そして、リスキリングを継続することで「π型人材2.0」へと成長するのです。

リスキリングのための「L EAR N( ラーン)+Aステップ」

では、「π型人材2.0」を目指すに当たって、私たちはどのような順番で自分のスキルを増やしていけばいいのでしょうか。

今回、そのステップを整理し、必要となる行動の頭文字を取って「LEARN+Aステップ」と名づけました。

「L」は、Let go(of your common sense and status quo)の略です。リスキリングをスタートするには、まず、今ある常識や置かれた状況など前提条件を手放すことが重要だからです。

「E」は、Evaluate(your skill set)の略。前提条件を手放したら、次に自分のスキルセットを評価するステップに入ります。これがπ型におけるドメインスキルの洗い出しになります。これまでのキャリアを棚卸しして、自分にとってのドメインが何かを抽出します。次回以降、説明します。

「A」は、Analyze(your reskilling options)を指します。何をリスキリングすべきか、その選択肢を分析する段階になります。π型におけるスパイクスキルに何を選んだらよいのかを考えます。どのようなドメインスキルとスパイクスキルを組み合わせると、効果的な掛け算になるのかについてもこのステップで考えます。

「R」は、Rollout (your reskilling plan)で、選んだリスキリングの実行段階になります。ここでは、どのようにリスキリングすれば挫折しないのか、効果的にスパイクスキルを手に入れるにはどうすればいいのか、といった手法を紹介します。

「N」は、Negotiate(your terms)で、その名の通りネゴシエーション(交渉)になります。もともと持っていたドメインスキルと手に入れたスパイクスキルで、会社側と重要な条件を交渉します。日本人は条件交渉が苦手な人が多いですが、ここを明確にしておかないと、リスキリングのモチベーションにも関わってきます。

最後の「+A」は、AssociativeThinkingです。棚卸しをしたドメインスキルと、リスキリングで得たスパイクスキルを統合する力=マスタースキルについて説明します。実はこのマスタースキルが、これからの人材に欠かせないスキルになると私は考えています。

(『AI時代を生き抜くということ』第2章 今求められる「π(パイ)型人材」より再構成)

https://reskill.nikkei.com/article/DGXZQOLM18BUY0Y4A410C2000000/

 

パロアルトインサイトについて

AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。

社名 :パロアルトインサイトLLC
設立 :2017年
所在 :米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
メンバー数:17名(2021年9月現在)

パロアルトインサイトHP:www.paloaltoinsight.com
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com

石角友愛
<CEO 石角友愛(いしずみともえ)>

2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。データサイエンティストのネットワークを構築し、日本企業に対して最新のAI戦略提案からAI開発まで一貫したAI支援を提供。東急ホテルズ&リゾーツ株式会社が擁する3名のDXアドバイザーの一員として中長期DX戦略について助言を行う。

AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。

毎日新聞、日経xTREND、ITmediaなど大手メディアでの連載を持ち、 DXの重要性を伝える毎週配信ポッドキャスト「Level 5」のMCや、NHKラジオ第1「マイあさ!」内「マイ!Biz」コーナーにレギュラー出演中。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。

著書に『AI時代を生き抜くということ ChatGPTとリスキリング』(日経BP)『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。

実践型教育AIプログラム「AIと私」:https://www.aitowatashi.com/
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com

 

※石角友愛の著書一覧

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