
近年のAIサービスの開発は外部APIを活用する形が主流です。高度なAIモデルを自社で持たずとも、短期間でサービスを構築できることから、多くの企業がこの手法を採用しています。
一方で、こうした「借りるAI」に依存する構造には、コストの増大や仕様上の制約といった課題も見え始めています。そこで今注目されているのが、外部APIに頼らないAI開発です。
前編では、まずAPI利用の基本を整理したうえで、外部APIに依存することで何が起きるのかを解説します。そのうえで、依存から脱却する方向へ進む日本企業の事例も紹介し、「借りるAI」の限界を立体的に読み解きます。

APIは、あらかじめ用意されたAIモデルに対してデータを送信し、その処理結果を受け取る仕組みを指します。自社でモデルを構築する必要がなく、開発環境さえ整えればすぐに高度なAI機能を自社アプリなどに組み込むことができます。
そのため、企業は初期投資を抑えながら短期間でAIサービスを立ち上げることが可能になります。特にスタートアップや新規事業においては、スピードを重視したサービス・プロダクト開発が求められるため、外部のAPI利用は合理的な選択肢といえます。
AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。
社名 :パロアルトインサイトLLC
設立 :2017年
所在 :米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
メンバー数:17名(2021年9月現在)
パロアルトインサイトHP:www.paloaltoinsight.com
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com
2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。東急ホテルズ&リゾーツのDXアドバイザーとして中長期DX戦略への助言を行うなど、多くの日本企業に対して最新のDX戦略提案からAI開発まで一貫したAI・DX支援を提供する。2024年より一般社団法人人工知能学会理事及び東京都AI戦略会議 専門家委員メンバーに就任。
AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。
毎日新聞、日経xTREND、ITmediaなど大手メディアでの連載を持ち、 DXの重要性を伝える毎週配信ポッドキャスト「Level 5」のMCや、NHKラジオ第1「マイあさ!」内「マイ!Biz」コーナーにレギュラー出演中。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。
著書に『AI時代を生き抜くということ ChatGPTとリスキリング』(日経BP)『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。
実践型教育AIプログラム「AIと私」:https://www.aitowatashi.com/
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com
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※石角友愛の著書一覧
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