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ダイワハウスTRY家コラム 第3回「ホームセキュリティカメラは、受け身の使い方から話しかけて楽しみを見つける時代に突入か?」寄稿記事掲載

2018/06/01 メディア掲載実績 
by PALO ALTO INSIGHT, LLC. STAFF 

Amazonホームセキュリティカメラは、受け身の使い方から話しかけて楽しみを見つける時代に突入か?

我が家には、セキュリティ関係のデバイスはすでに2つありました。一つは、アメリカ大手のホームセキュリティ会社ADTのサービス(日本のホームセキュリティと同じ、一般的なホームコントローラーと振動、ビジョンセンサーなどがあり、異常を検知するとアラームを鳴らし、警備会社に連絡が行くサービス)と、もう一つはnestのセキュリティカメラ(nestが買収する前のDropcam時代から使っていたもの)です。

「何かあったときのために置く」という受け身な使い方

ADTに関しては、センサーが敏感で、強風が吹いたり息子が勢いよくドアを閉めるだけで振動センサーが反応してアラームが作動してしまっていました。(しかも日本のホームセキュリティの音よりだいぶ大きいため本当にびっくりします)猫を飼っているアメリカ人の友人も同じように『猫を不審者と誤認識してアラームが作動することがある』と言っていました。ADTを使い続ける意義としては何かあったときの通報システムと、長期間留守にするときの防犯システムのためという受け身な使用用途になっています。

続いてnestのカメラですが購入当時200ドル以下だったので、特に子どもたちをベビーシッターに預けているときに外出先からも室内の様子を伺うために数年前に購入しました。 使い勝手としては悪くないですが、やはり頻繁にログインしてチェックするものではなく、(そもそも信頼しているシッターさんしか家に入れないので)ADTのように『何かあったときのためにカメラを置いておく』という受け身な使い方であることに変わりはありませんでした。

ホームセキュリティやホームモニタリングに関しては、今まで上記のような受け身な使い方がメインで消費者に伝えられていたと思うのですが、最近になって、『何かあったときのために』『外出中も子どもやペットの様子がモニタリングできる』以外の、もっと能動的に毎日ログインしてチェックしたくなるような使用用途が増えてきました。

様々な技術を組み合わせた自然言語による操作

例えば、2017年創業のパロアルト市に本社を置くAIスタートアップ企業、ライトハウス社が作るAIセキュリティカメラです(299ドルで販売中)。スタンフォード大学で自動運転技術を開発していたエンジニア達が立ち上げたスタートアップ企業で、Androidを作ったAndy Rubin氏などが出資しています。自動運転に欠かせないコンピュータビジョン技術等がついに一般消費者の家庭で使われるようになってきたのです。ライトハウス社はAmazonやGoogleなどのAIスピーカーエンジンをあえて使わず、独自に全てを開発しています。顔認識技術、モバイル位置情報、3Dセンサーと自然言語処理の技術を組み合わせると、以下のようなことができるようになりました。1080pで画像を24時間撮影しており、過去30日分が保管されています。(デバイス購入費とは別に、毎月のAIサービス代10ドルがかかります)

※2018年4月現在の情報となります。

家族やベビーシッターさんなどの見慣れた顔と見慣れない顔を識別、タグ付けなどを通して識別の精度を高めることができます。

ペットか人間かも識別してくれるので猫の誤認識などがなくなります。(たまに背丈の低い子どもを猫と誤認識するので訂正して学習させてあげる必要がありますが)

例えば私が出張先から、『昨日息子が何をしていたか見せて』とライトハウスアプリに話しかけるだけで、昨日の息子のクリップ動画が見られます。

ライトハウスアプリをインストールしたときのイメージ画像(人とペットを識別しているところ)※実際の画面とは異なります。

ライトハウスアプリの画面サンプル(音声でアプリに色々聞ける)

モバイルの位置情報をオンにしておけば、『昨日私が家にいなかった間、夫と子ども達だけで何をしていたか見せて』というような質問にも的確に答えてくれます。

カメラに向かって手を振ると、アプリ通知で『手を振っています』とお知らせしてくれ、通話ができます。(まだ試していませんが、手を振った認識はしてくれました)

数日間旅行などで家を留守にしているときも、旅行先から『いつもと違う人が家にいたら教えて』ということも聞けます。

大きなお子さんがいる家では、『子どもが家に夕方4時までに帰ってこなければ教えて』というような常時設定もできます。

質の良いカメラで24時間録画をしていて、画像をタグ付けするだけであればほかのスマートセキュリティカメラでもできることですが、自然言語で『昨日何があったか教えて』『子ども達が家で何をしていたか見せて』というように話しかけたら的確に答えが返ってくる、というところにライトハウスの面白さがあるように思います。実際に、ライトハウス社のCEOは『誰が誰だかを認識できる技術はすでにあったが、その情報をどのように便利で使いやすくするかが課題だった』『セキュリティカメラなら、きちんと録画していることだけが大事だが、そこから有用な情報を知りたいのであれば、自然言語理解システムなしには非常に難しいだろう』と話しています。

ライトハウス社インタビュー紹介ページ(英語ページのみ)はこちら

実際に使用してみて

私も数ヶ月前に友人に勧められて購入し、使ってみた感想としては、やはり『昨日何があったか教えて』というように、自然な形でホームセキュリティカメラに集まる画像が使えるようになったことは画期的だと感じています。 ライトハウスカメラを通して出張中も家族と一つでいられるようになりました。このような能動的な使用用途を通して本当のAI搭載型スマートホームカメラの価値が消費者に伝わるのだな、と実感しています。プライバシーが気になる人は、オーナーが家にいるときはカメラをオフにする、というような設定も出来ます。

私がリビングルームでヨガをしていると、空中に上がった足を『手を振っています』と誤認識したりすることがあるので認識技術自体はどんどん学習させてあげる必要がありますが、今後、家だけではなく、オフィスや倉庫などあらゆる物理的な場所に搭載可能になっていくことが予想されます。

パロアルトインサイトについて

AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。

社名 :パロアルトインサイトLLC
設立 :2017年
所在 :米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
メンバー数:17名(2021年9月現在)

石角友愛
<CEO 石角友愛(いしずみともえ)>

2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。データサイエンティストのネットワークを構築し、日本企業に対して最新のAI戦略提案からAI開発まで一貫したAI支援を提供。AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。また、毎日新聞「石角友愛のシリコンバレー通信」、ITメディア「石角友愛とめぐる、米国リテール最前線」など大手メディアでの寄稿連載を多く持ち、最新のIT業界に関する情報を発信している。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。

著書に『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。

パロアルトインサイトHP:www.paloaltoinsight.com
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com
※石角友愛の著書一覧

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