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改善されぬ女性の離職 コロナ下の在宅勤務に壁

ダイバーシティとインクルージョンな職場を目指して:毎日新聞・経済プレミア 「石角友愛のシリコンバレー通信」
改善されぬ女性の離職 コロナ下の在宅勤務に壁

2021/05/14 メディア掲載実績 
by PALO ALTO INSIGHT, LLC. STAFF 

改善されぬ女性の離職 コロナ下の在宅勤務に壁

昨年10月にこの連載で「コロナ禍で女性の4人に1人が離職を考える理由とは」という記事を書き、多くの反響があった。当時の調査結果で、労働人口に属する女性――とりわけマイノリティーの女性――の25%が新型コロナウイルス感染拡大の影響で離職、またはキャリアダウンを強いられていることがわかったのだ。

150万人近くの母親に影響

残念ながらこの状況は改善していない。先日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)で、コロナ禍において、150万人近くもの学齢期の子供の母親が社会から遠のくことになったという記事が掲載された。

1980年代以降、史上最低の女性の労働参加率を記録したとのことで、ダイバーシティー(多様性)やインクルージョン(社会的包摂)の重要性が当たり前になりつつある今、改めて企業が問題に直面している。

理由としては、学校閉鎖の継続、オンラインで授業が行われるバーチャルスクールとリモートワークの両立の難しさ、魅力的な条件の仕事がそもそも市場にないことなどが挙げられる。

筆者も両立に苦労

私自身、小学校高学年と年長の子供がいるので、この大変さを経験した。学校が一時コロナで閉鎖され、100%オンライン化して全ての学童機関も閉鎖した時は、バーチャルスクールとリモートワークをどのように維持するか苦労した。

特に、年長の子供の方はバーチャルスクールといっても、単にヘッドホンをつけさせてオンライン会議の「ズーム」をやらせればよいものではなく、数分おきに先生から「赤いフォルダーを出して」「ノリとハサミを用意して」「青い本を出して、先生に画面で見せて」などと指示が出るため、その都度、保護者が手伝わないといけない。

休み時間には家中を子供たちが駆け回るため、リモートワークとの両立といっても、メールチェックなどの処理作業がメインになり、集中しなければいけない仕事は夫と交代制にして外で行うようにしていた。

両立には限度がある

また、ミーティング中に子供がズームに入ってくることも日常茶飯事になった。最初は、プロフェッショナルとしてそのような姿を見せることに違和感があったし、改善できるところは改善しようとシステム作りやプロセス設計を考え直したりもしたが、最終的にはバーチャルスクールとリモートワークの両立には限度がある、と認識した。

そんな中、学校がオンライン授業と通学のハイブリッドモデルを始めてくれて、子供も学校に通うことができたことで満足し、親もリモートワークできる環境が確保できた。学校と先生たちには感謝の気持ちしかない。

シリコンバレーの私の友人たちは、バーチャルスクールに対応するためにシッターや家庭教師を雇う人も多くいる。1階では子供たちが家庭教師とバーチャルスクールをして、2階のオフィスで親が仕事をする、という光景がよく見られた。

そのような選択ができる人は限られているだろうが、利用可能なリソースはフル活用するという精神なのかもしれない。

注目されるスタートアップ

女性の離職率問題を解決するために、女性、特に学童期の子供を持つ女性に特化したサービスを提供するスタートアップが多くある。例えば、「The Mom Project」は、女性と世界的な企業を結びつけるデジタル人材市場や、求職者たちのためのコミュニティーを運営している。

同社の特徴として、求職者は無料でプロフィルページを作成し、産休や育児休業後の復職に理解を示す2000以上の企業の求人情報を見ることができる。

企業側も無料で求人広告を掲載し、15万人を超える応募者の中から、より企業のニーズに見合った人材を探すことができる。2018年には、総額1100万ドル(約11億9000万円)もの資金を調達し、コロナ禍もあって注目を集めている。

今後も企業が解決していかなければいけない重要課題であるコロナによる女性の離職。スタートアップの新しいサービスに期待したい。

パロアルトインサイトについて

AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。

社名 :パロアルトインサイトLLC
設立 :2017年
所在 :米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
メンバー数:17名(2021年9月現在)

石角友愛
<CEO 石角友愛(いしずみともえ)>

2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。データサイエンティストのネットワークを構築し、日本企業に対して最新のAI戦略提案からAI開発まで一貫したAI支援を提供。AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。また、毎日新聞「石角友愛のシリコンバレー通信」、ITメディア「石角友愛とめぐる、米国リテール最前線」など大手メディアでの寄稿連載を多く持ち、最新のIT業界に関する情報を発信している。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。

著書に『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。

パロアルトインサイトHP:www.paloaltoinsight.com
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com
※石角友愛の著書一覧

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