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AI導入に必要な思考法 – ビジネス+IT 記事掲載/「事例ある?」と聞いているうちは、今後も日本のAI導入は進まないと言えるワケ

2021/05/19 メディア掲載実績 
by PALO ALTO INSIGHT, LLC. STAFF 

https://www.sbbit.jp/article/cont1/60222

「事例ある?」と聞いているうちは、今後も日本のAI導入は進まないと言えるワケ

導入率4.2%にとどまる「3つの理由」

すべてのビジネスパーソンが、AIとのかかわり方を考えるべき時代になった。AI活用事例は随所で発表されているが、日本ではまだまだ主流になったとは言いがたい。「AI白書2020」によると、日本のAI実導入率はわずか4.2%にとどまる。一体、何が原因なのか。今後、日本企業はどう変わっていくべきか。2021年3月に「“経験ゼロ”から始める AI時代の新キャリアデザイン」を上梓した、パロアルトインサイトCEO/AIビジネスデザイナー 石角 友愛氏に話を聞いた。

聞き手・構成:ビジネス+IT編集部 本橋実紗、執筆:吉田育代

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このままでは日本のAI導入は進まないままだ

(Photo/Getty Images)

AIは「21世紀のエクセル」、DX実現の必須要素

コロナ禍を契機として、企業のデジタル化は「やるか」「やらないか」ではなく、「いつやるか」というテーマになったと思います。

デジタル化の難しい企業が厳しい局面を迎えた一方で、AI関連企業の業績はおしなべて好調です。GAFAに限らず、上下流工程それぞれに勢いがあり、たとえば、エヌビディア社では画像処理装置「GPU」関連のデータセンター事業の売上高が、2020年10月時点で前年比162%アップしました。

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パロアルトインサイトCEO/AIビジネスデザイナー
石角 友愛氏

デジタル化にも段階があって、脱ハンコといった従来デジタルでなかったものをデジタルにすることを「デジタイゼーション」、デジタイゼーションでデジタル化されたデータを使用して、作業の進め方やビジネスモデルを変革することを「デジタライゼーション」といいます。

今、日本で叫ばれているDX(デジタルトランスフォーメーション)はデジタライゼーションを実現してこそ可能な変革で、AIはデジタライゼーション、DX、どちらも実現するために必要な大きなビルディングブロックの一つです。

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デジタル化の3段階

業界を問わず、AIを活用することはもはや不可欠です。AIは「21世紀のエクセル」ともいわれており、どの企業もAIビジネスに着手するときに来ているのです。ここでいうAIビジネスとは、AI導入による業務変革を意味しています。

AIビジネス推進に重要な「転換思考」

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『“経験ゼロ”から始める AI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)

画像をクリックすると購入ページへ移動します

AIビジネスを進めるためには、それに携わる人々が6つの思考回路を獲得する必要があります。「ユーザー思考」「プロダクト思考」「起業家思考」「プラットフォーム思考」「転換思考」「オートメーション思考」です。詳しくは自著を読んでいただければと思いますが、ここでは「転換思考」をご紹介します。

「転換思考」とは、優れたビジネスアイデアの実例、成功例を知ったときに「その考え方を別の部分に応用できないか?」と考えてみることです。たとえば、次のAI導入例で考えてみましょう。

 帝王切開による出産の危険性を低くするために、画像認識の技術が応用されました。帝王切開は現在出産の3~4割を占めていますが、手術の際に出血過多や輸血などの問題に気づかず母親が合併症などを起こしてしまうことがあります。出血量を正確に測るのは至難の業ですが、医師が通常は目視などで判断します。

そこで、正確な出血量を計測し、出産現場でシームレスに課題解決するために医療現場で取り入れられたのが、シリコンバレーにあるガウス・サージカル社のトライトン(Triton)というアプリケーションです。出産現場で血を吸ったスポンジやガーゼをiPhoneやiPadにかざすと、その色の濃さや広がりの面積などから出血量を瞬時に計測してくれます。

トライトンを導入した出産の現場では、2倍から4倍多く出血過多が検出されており、結果的に適切な医療措置の遅れが34%も低減したそうです。

こうした成功例を知ったとき、ただ感心するのではなく、同様の技術(上記では画像認識)が他のことに使えないかと考えてみることが転換思考です。AIビジネスではこの「自分事に落とし込む力」が何よりも重要で、技術的に可能かどうかはもっとずっと後の工程で考えるべきことです。

日本でAI導入が進まない3大要因

アメリカの調査会社コグニリティカ(Cognilytica)は、2020年に企業のAI導入に関する調査を行いました。業界や地域が偏らないようにして1500人以上の経営幹部(意思決定者)を対象にアンケートしたところ、9割以上の回答者がすでにAIアプリケーションを導入している、または近い将来に導入を検討していると回答しました。

それに対して、日本企業のAI導入率はいまだ数字1桁という状況です。独立行政法人情報処理推進機構 「AI白書2020」の調査によると、実導入率はわずか4.2%でした。

これは、上に挙げた6つの思考回路の獲得が進んでいないこともありますが、そのほかに3つの大きな要因があるように思います。

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パロアルトインサイトについて

AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。

社名 :パロアルトインサイトLLC
設立 :2017年
所在 :米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
メンバー数:17名(2021年9月現在)

石角友愛
<CEO 石角友愛(いしずみともえ)>

2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。データサイエンティストのネットワークを構築し、日本企業に対して最新のAI戦略提案からAI開発まで一貫したAI支援を提供。AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。また、毎日新聞「石角友愛のシリコンバレー通信」、ITメディア「石角友愛とめぐる、米国リテール最前線」など大手メディアでの寄稿連載を多く持ち、最新のIT業界に関する情報を発信している。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。

著書に『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。

パロアルトインサイトHP:www.paloaltoinsight.com
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com
※石角友愛の著書一覧

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