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タイニーハビット「習慣超大全」で人生を変える方法ー書籍紹介

2022/01/03 ブログ 
by kohei 

パロアルトインサイトCEO石角友愛が読み、お勧めする「AI」や「DX」にフォーカスを当てた書籍を紹介してまいります。
紹介した本を通してAI/DX時代の知識・キャリア・思考法を伝えてまいりますので、DX/AI時代を生き抜く戦略を一緒に磨いていきましょう。

タイニーハビット:習慣超大全ースタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法
著者:BJ・フォッグ

出版:ダイヤモンド社

 

 スタンフォード大学行動デザイン研究所創設者兼所長で行動科学者でもあるBJ フォッグさんが書かれた書籍の日本語訳です。大学で教鞭をとる傍らシリコンバレーのイノベーターに人間行動の仕組みを説き、その内容はプロダクト開発にも活かされています。フォーチュン誌「知るべき新たな指導者」10人にも選出されスタンフォード大学での講座では行動科学の実践により10週間で2400万人以上がユーザーとなるアプリを開発し、リーンスタートアップの先駆けとして大きな話題になりました。教え子からはインスタグラム共同創設者など多数の起業家を輩出、シリコンバレーに大きな影響を与えている方です。本書はニューヨークタイムズベストセラーとなり世界20カ国で刊行が進んでおります。

 

偶然目にした本からの大きな学び

 

 アメリカの本屋を歩いている際、この本の帯に「この本はあなたの人生を変える」と書かれてあるのが目にとまりました。普段はその手のキャッチコピーには引っかからないのですがなぜか気になり、著者がスタンフォード大学の行動科学者であることや著者のバックグラウンドに興味もあり、手にとってみたのが私がこの本を読むきっかけでした。読んだ結果、本当にすごく良い本でした。今まで自分が「どうしてできないんだろう」と思っていたようなことに対しての価値観が180度変わりすごく大きな学びになりました。

 皆さんも何か新しい行動を始める際に継続できないのは意志が弱いからなどと周りの人から言われたことがあるのではないでしょうか。例えば、毎年1月1日に今年の目標としてダイエットマイナス5kgとか、1週間に何キロはランニングするとか、毎週何冊本を読むとか、皆さんも色々と目標を立てていると思います。しかし、目標というのは継続できないことの方が多く、継続できないたびに「意志が弱いから」とか、「モチベーションが足りなかったから」と、自分の考えが甘かったと思いがちだと思います。しかし、実際はそうではなく、継続できないのは習慣化できていないからなのです。プロセスに不備があるからだとこの本は唱えているのです。自分が置かれている環境を変えれば習慣化することができる、という非常にプラグマティックにわかりやすく継続することをサイエンティフィックに書かれた本です。モチベーションとか、インスピレーション、やる気とか、こういうのを待っていてもそんなものはどうせ訪れない、それよりも自分の周りの環境をシステマティックに変えて習慣化するためにどういうステップを歩めばいいのか、ということが凄く具体的に書かれている本です。

 

小さな習慣から継続するスキルを習得する

 

 この本では継続はスキルと記載されており、練習や仕組み化することによって身につくものだ、と書かれています。継続を促す方法も前向きで、まずは自分を褒めてあげることが重要だといいます。小さなことでもちゃんとできたら自分を褒めていくと、小さな習慣がいくつも集まり大きな習慣に育っていき自信が持てるようになる、と書かれています。この脳科学的に自分を褒める際は何か良い事をした時にすぐに褒めると良いということを他の本でも読んだことがあります。自分を褒めると脳がどんどん条件づけされていき、どんどん覚えていくのです。私自身、ルームランナーで走り終わった瞬間に、インストラクターが「はい、自分に拍手しましょう」と言って、私も必ず自分に拍手します。終わったその瞬間に褒めるというのが脳にとってとてもいいのです。

本書では、変化を起こすために必要な要素として以下の3つをあげています。

  1. 自分自身をさばくのをやめる
  2. 目標を決め小さい行動に分解する
  3. 過ちを発見として受け入れ前進するために役立てる

 これら行動を起こすメソッドとして、この原本の英語タイトルにもなっている「タイニーハビット」という「小さな習慣」がこの本の一番大事なポイントになっています。

 この小さな習慣、タイニーハビットのポイントは、自分が望む行動を一つ選びそれを小さい行動に分解し、生活の中で自然に組み込める場所に植えて成長させる仕組みづくりをすること、とあります。例えば、1日30分の運動を習慣化させようとすると忙しい時などに時間が取れず、そのプレッシャーで焦燥感を覚える可能性があると思います。しかし、30分の運動を30秒もかからずにできる小さい行動に絞れば生活に取り入れられることができ、失敗した時のリスクを心配する必要もなくなります。そんな小さい習慣をも積み重ねることでやがて大きい習慣に成長していくといいます。一日30分毎日運動しようというゴールは非常にハードルが高いですが、ランニングシューズの片足だけでも履いてみようという(両足のシューズを履くでもなく)そのくらいレベルの小さい小さいハビットに落とし込むというのが大事だとこの本で紹介されています。

 この著者のBJフォッグ先生は当時、歯と歯の間の糸通しするフロス習慣を自分の習慣化することにすごく苦労していました。当時、まず最初に先生が何をかしたかというと1日1回フロスを全部の歯にしようっていうのはすごくハードルが高いので一つの歯だけフロスしようと決めたそうです。先ほどの例も30分運動は大変だけどランニングシューズの片足履くぐらいならできるかなといった、その小さなレベルから少しずつ雪だるま式に習慣というのは定着していくし大きくなっていく、というのがこのタイニーハビットのポイントです。

 

モチベーションではなく習慣化

 

 本書の行動デザインの考え方は、自分の行動だけじゃなく他人に行動させたいときにも役立ちます。例えば、部下がチームミーティングの開始時間にいつも遅れてくるとすると、マネージャーは部下を怒ったり、睨みつけたりする人もいると思います。しかし、これは正しいアプローチではありません。問題解決に導く時にはモチベーションから着手してはいけないからです。行動を促すきっかけがあるか確認、実行する能力があるか確認、実行するモチベーションがあるかを確認するのです。しかし、このモチベーションというものは結構過大評価されているというに感じます。そもそもモチベーションっていうのはいったい何なのかと。ですので、この小さなモチベーションが自分の心に落ちてくるのを待つのではなく、タイニーハビットを少しずつ作って習慣化していくということが大事です。

 

習慣化されたプロセスと新たな習慣の組合せで人生を変える

 

 何かすでに習慣化されているプロセスに組み込むというのも大事なポイントです。例えば、筋トレも1日30分やりましょうとか、週に3日筋トレやりましょうとすると大変ですが、1日1回歯を磨いている時にスクワットを1回だけする、ですとか、部屋の片付けも「さあお片付けしましょう!」といってするのではなく、朝起きてコーヒーの準備にお湯を沸かしている間だけお部屋の片付けをするなど、すでに習慣化されているプロセスと組み合わせて新しい習慣をタイニーハビットとして作っていくということも大事です。

 継続できないことを自分の意志が弱いからと終わらせるのではなくて、プロセスが悪いからだと本に書いてあったときにすごく私は腑に落ちました。私も学生の頃は、寝ないで勉強すると決めたとき、壁に「寝ないで勉強!やる気極める」とか書いて貼って自分のモチベーションを高めたり、自分を奮い立たせていたのですが、やっぱり寝てしまうのですよね。その時は頑張れても続かないし、そもそもプロセスが間違っていました。環境作りが最初から間違っており、わたし自身の意志の強さとかそういう問題ではそもそもなかったのです。

 正しい習慣化をどうやってプラグマティックにしていくかというのはいい人生を過ごすために私自身も非常に意識していることです。一旦習慣化してしまうと、やりたいとかやりたくないとか、その時の自分の感情に振りまわされることがないので、非常にストレスフリーです。感情に振り回されない人間になるためにも、プロセスをデザインする、小さい習慣タイニーハビットから大きな習慣化が人生を変える、その仕組みを理解する本としてこの「習慣超大全 スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法」ぜひみなさんにも読んでいただきたいと思います。

アマゾンで習慣超大全をチェックするにはこちらのリンクから

パロアルトインサイトについて

AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。

社名 :パロアルトインサイトLLC
設立 :2017年
所在 :米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
メンバー数:17名(2021年9月現在)

石角友愛
<CEO 石角友愛(いしずみともえ)>

2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。データサイエンティストのネットワークを構築し、日本企業に対して最新のAI戦略提案からAI開発まで一貫したAI支援を提供。AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。また、毎日新聞「石角友愛のシリコンバレー通信」、ITメディア「石角友愛とめぐる、米国リテール最前線」など大手メディアでの寄稿連載を多く持ち、最新のIT業界に関する情報を発信している。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。

著書に『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。

パロアルトインサイトHP:www.paloaltoinsight.com
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com
※石角友愛の著書一覧

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