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AI・DX人材を目指す人へキャリアアドバイス

2022/01/02 お知らせ, ブログ 
by Ishizumi 

AI・DX人材を目指す方へキャリアアドバイス

色々な場所でAIビジネスデザインを教えたり講演をする機会を頂く中で

最近多くいただく質問があります。

それは、「どのようなことをすればAI人材になれるのでしょうか?」

というど直球の質問です。

第4次産業革命の真っ只中を生きる私たちのキャリアははしごではなくジャングルジムです。

何かをすれば上のステップに行き、その上には決まった道がある。。そんなキャリアプラン自体が

最早時代には合わなくなってきています。ときには道から外れたことをしたり、

遠回りに見えるかもしれない道をあえて進むことが対局的に見たら、最適な選択だった、ということも

あると言えます。

そんな中、「何をしたらAI人材になれるのか?」というのは、目指すべきAI人材のゴールや定義が

人によって異なるので的確に答えるのが難しい質問でもあります。

しかし、何かしらの枠組みとしての道標があったほうが一歩が踏み出しやすいという人も多いと思います。

今日は、AI人材を目指す方へのキャリアアドバイスをご紹介したいと思います。

まず、今日ここでお話しするのは、AIビジネスデザイナーよりのAI人材のことです。

データサイエンティストやソフトウェアエンジニアを目指したい方ではなく、

ソフトウェア開発やAI開発の概要を理解しながらビジネスを創造するポジションで活躍したいと

考える方向けです。

Palo Alto Insight Team Photo

AI・DX人材を目指す方へのアドバイス①
AIのビジネス現場での活用事例を学ぼう

事例を学ぶだけで終わってしまっては意味がありませんが、

事例を多く知ることで、自分の課題に当てはめる発想力が養われます。

例えば、製造業の方が、農業のAI事例やDX事例を知ることで

転換思考を使い、自分の課題に落とし込むにはどうすればいいか?を考えることが大事です。

ここで大事なのが競合などの身近な業界の成功事例ばかり追いかけずに、

関係のない業界のAI事例やDX事例、失敗事例を多く学ぶことが大事です。

例えば、AIの論文を読みながら「ビジネスに活用したらどんな方法があるだろうか?」

と考えるクセをつけることも大事です。パロアルトインサイトでは、

データサイエンティストがキュレーションしたAI論文をビジネス向けにわかりやすく

解説するThe Insightという有料ニュースレターを運営しています。

こちらからサンプル記事をご覧ください。

AI開発:ディープラーニングにおける次元の呪いとは?

 

AI・DX人材を目指す方へのアドバイス②
具体的なスキルセットを一つでよいので持とう

これはAI人材やDX人材に限ったことではありませんが、

AIビジネスデザイナーのような人材になればなるほど、異なる領域の知識をかけあわせて

相乗効果を生み出す力、創造的な力が必要になります。

その時の基盤になるのが、自分が持つ具体的な領域の知識やスキルセットになります。

ただ事例ばかりを本から仕入れるだけでは現場の役に立ちません。

役に立つには、企業や顧客が求めることをビジネスとして提供するスキルが必要になります。

例えば、一見DXと関係がないと思われるかもしまれんが、Eメールマーケティングのスキルがある、

ビデオ編集ができる、営業が得意といったハードスキルは非常にニーズが高い

大事なスキルセットです。このようなハードなスキルセットとAIビジネスの知識をかけあわせて

新しいキャリアの一歩を踏み出すことができると言えます。

 

AI・DX人材を目指す方へのアドバイス③
自分の強みを見直して、リフレーズしよう

こちらは職歴が20年以上ある方から質問を受けたときによく私がお伝えすることです。

今までの大企業などでの経験は必ず生かされます。ただ、有名な会社で部長をしていた、

というままでは今後の転職活動で必ずしも売り文句にならないケースもあります。

自分が今まで培ってきた経験やスキル、知見をどのように言い換えれば(リフレーズすれば)

AI人材としての一歩が踏み出せるような人材に見えるか?

自分をより効果的に見せるためには、見せ方やショーケースの仕方(過去の経歴をただ並べるのではなく、

どのように見せればより訴求力が上がるか)も考えるとよいでしょう。

 

まとめ:ゼロには何をかけてもゼロだが、イチには無限大の可能性がある

ゼロとイチの違いは、1ではなく無限大である。

これは私がいつも言っていることですが、経験ゼロに何をかけてもゼロですが、

一つでもAI開発やDXプロジェクトなどに何かしら関わった経験があれば、イチになります。

それにはかけあわせたら100にも1000にもなる可能性が生まれます。

経験を積んだ人の話ほど説得力のあるものはありません。

機会があればパートタイムでもいいのでどんどんAIやDX関連プロジェクトに関わることをおすすめします。

 

AI導入やDX推進プロジェクトを成功させる3つアドバイスをぜひご参考ください!

パロアルトインサイトについて

AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。

社名 :パロアルトインサイトLLC
設立 :2017年
所在 :米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
メンバー数:17名(2021年9月現在)

パロアルトインサイトHP:www.paloaltoinsight.com
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com

石角友愛
<CEO 石角友愛(いしずみともえ)>

2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。データサイエンティストのネットワークを構築し、日本企業に対して最新のAI戦略提案からAI開発まで一貫したAI支援を提供。東急ホテルズ&リゾーツ株式会社が擁する3名のDXアドバイザーの一員として中長期DX戦略について助言を行う。

AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。

毎日新聞、日経xTREND、ITmediaなど大手メディアでの連載を持ち、 DXの重要性を伝える毎週配信ポッドキャスト「Level 5」のMCや、NHKラジオ第1「マイあさ!」内「マイ!Biz」コーナーにレギュラー出演中。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。

著書に『AI時代を生き抜くということ ChatGPTとリスキリング』(日経BP)『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。

実践型教育AIプログラム「AIと私」:https://www.aitowatashi.com/
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com

 

※石角友愛の著書一覧

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