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日本で電気自動車を広めるためには何が必要か
2022/08/19 ブログ 
by kawakamitakuro 

DXを通した産業改革の重要性を伝える音声番組「Level 5 by Palo Alto Insight」

各回の内容を文字でもお伝えすべく、文章でまとめた記事を投稿しております。ポッドキャスト内容の概要を読みたい方はこちらの記事をお読みください。詳しい内容は音声ページよりお楽しみください。

日本で電気自動車を広めるためには何が必要か

先日、出演者の山崎がアメリカのテキサス州に出張に行きました。新型コロナウイルスの影響でなかなか海外に行けなかったこともあり、久しぶりにアメリカに滞在して多くの発見があったといいます。

 

物価とともに賃金も上昇している

1番最初に驚いたのが、物価の上昇です。例えば、ペットボトルのコーラ1つが3.2ドルという価格で販売されていました。これは、日本円に換算すると約450円ほどになります。このように物価の上昇だけではなく、円安の影響も含めると約2倍ほど価格が上がっていたのです。

ただし、それに伴って賃金もしっかりと上昇しているようです。話によると、約7年前までは時給12ドルほどで採用できていたのが、今では約20ドル出さなければ採用が困難になっているとのことです。物価が上がっていくとともに、賃金もしっかりと上昇しています。

日本でも円安の影響から物価が上昇していますが、給料はほとんど変わっていません。そのため、アメリカとは状況が違うのは明らかでしょう。今の時代に日本の給与をドルに換算してアメリカで生活することは、ほぼ不可能と言ってもいいかもしれません。

 

ノーマスクは当たり前

次に印象的だったのは、街を歩く人々の変化です。今回アメリカに行った際に訪れた街のほとんどは、ノーマスクが当たり前となっていました。もちろん空港などでは、アメリカ人だけではなく様々な外国人の方が居たため、マスクをつけている人もちらほら居たようですが、基本的にはマスクは外しているようです。

今は逆に、マスクをつけている方が違和感があるようで、山崎本人も途中からはマスクを外して行動していたようです。逆同調圧力というのでしょうか、国によってアフターコロナの生活様式はさまざまなようです。

今後も引き続き、「Level 5 by Palo Alto Insight」ではコメントを募集しております。

ぜひお気軽にご質問ください。

 

アメリカと日本における電気自動車の今

第27回で取り上げる「今週のホットニュース」はTesla files plans for diner/drive-in theater supercharger on Santa Monica Blvd. in Hollywoodです。

ニュースの概要

このニュースは、テスラがロサンゼルスの中心部で計画している、新しいEV充電ステーションの建設に関する内容になります。具体的には、高速充電のSupercharger、映画館、レストラン、ドライブスルーが揃った新しい充電ステーションをハリウッドに建設することを計画しているようです。2階建ての新しいレストランを建設する予定で、シアター席から見える駐車場には、29基のスーパーチャージャーと、5基の低速充電用のレベル2充電器という合計34基の充電スポットが設置され、屋上と駐車場から見えるように2つのスクリーンが設置されるといいます。

 

テスラオーナーが求めていたもの

実際に出演者の石角と長谷川は、アメリカでテスラを使用しています。この2人のテスラオーナーは共通して、充電中にすることがないということを不満に感じていました。そのため、充電中にカフェで休憩できたり、映画館で映画を見ることができるというのは、非常にテンションの上がる話だと語っています。

また長谷川は、スーパーチャージャーが必ずしも治安のいいエリアに置かれているわけではないということに課題を感じていました。実際に長谷川自身も、夜1人で充電しに行くとなると、少し怖く思う時があったそうです。また、一緒に充電していた他の女性客から、充電が終わった後も見守っててくれないかと言われたこともあるようで、テスラオーナーの中にこのような不安を感じる人は少なくなかったのかもしれません。

そのため、今回の新しいEV充電ステーション建設のニュースは、アメリカでも大きな話題となりました。テスラ側からすると、充電中の待ち時間をビジネスチャンスに変えることができると思ったのかもしれません。いずれにせよ、双方にとってメリットの多い計画となることでしょう。

 

実際に使ってみて感じること

日本ではまだあまり普及していないテスラですが、実際に使用していて不安点などはあるのでしょうか。長谷川は、最初の頃は少し不安があったものの、慣れるにつれて「どれくらい運転できるのか」という感覚を身につけられたと話します。家の周りを運転したり、通勤したりなどの日常生活レベルであれば、全然心配ないようです。また、夜にチャージャーにさしておくと、次の日の朝にはフル充電になっているため、充電に関しても問題ないといいます。

遠出する場合でも、テスラのナビがとても優秀であるため、目的地に着くまでにどれくらいのチャージが必要なのか計算してくれます。また、残りの電力量をみて、スーパーチャージャーの経由地を紹介してくれるため、仮に充電が少なかったとしても安心です。

もし充電がゼロになってしまったとしても、テスラに電話すると「モバイルチャージトラック」という移動式のスーパーチャージャーで迎えにきてくれるそうです。このように、テスラを使用していて不安に感じるような点は、今ではほとんどなくなっていると話していました。

 

スーパーチャージャーの普及率

現在、全世界でテスラのスーパーチャージャーの数は3万5000台を超えています。これは、世界最大級の急速充電ネットワークと言われており、テスラの強みであると言えるでしょう。

このスーパーチャージャーの特徴として、他のEV車が充電することができないということが挙げられます。そのため実際に使っていると、スーパーチャージャーで充電するテスラオーナー同士の連帯感のようなものを感じるそうです。これも、テスラの考える一つの差別化戦略なのかもしれません。

バイデン大統領もインフラ法案というのを2021年に成立しており、将来的にはアメリカに50万台の充電ステーションを設置するという目標を掲げています。そのため、国も総力を挙げてスーパーチャージャーの設置を進めているのです。

 

日本で電気自動車を普及させるためのアイデア

日本でEVを普及させる上で障壁となるのが、充電ステーションなどのインフラの構築です。日本におけるEVステーションの普及率は、前年比で約1000台減少したとされています。これは、EVが最初に始まった2010年くらいのモデルがそのままの状態になっていて、更新の時期を迎えたことが大きな要因となっていますが、それでも減少している事実は変わりません。

そうなった場合、重要になってくるのが「どこに設置するのか」という問題です。長谷川は、日本で広く普及しているコンビニエンスストアに目を向けています。コンビニエンスストアであれば、すでに駐車場が存在している店舗も多く、待ち時間に買い物やトイレを済ませることができます。立地的にも、地方にも多く点在しているという点で、スーパーチャージャーとの相性もいいのではないでしょうか。

 

今週のおすすめコンテンツ   「イーロンマスクのテスラマスタープラン」

「今週のおすすめコンテンツ」は、長谷川の紹介する「イーロンマスクのテスラマスタープラン」です。

こちらのコンテンツは、イーロン・マスク氏が2006年8月2日に公開したブログとなっております。まだiPhoneも出てきていない時代に、テスラ・モーターズが10年間かけて何を成し遂げていくのかをロードマップ化して定義しており、まさにその通りにプランが実行されてきたんだということがわかります。

テスラの考えていたブランド戦略などもよくわかる内容となっておりますので、ぜひ興味を持った方は一度手に取ってみてください。

 

それでは、次回の放送もお楽しみに!

#27の実際の音源はこちらからお楽しみください。

 

パロアルトインサイトについて

AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。

社名 :パロアルトインサイトLLC
設立 :2017年
所在 :米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
メンバー数:17名(2021年9月現在)

パロアルトインサイトHP:www.paloaltoinsight.com
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com

石角友愛
<CEO 石角友愛(いしずみともえ)>

2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。東急ホテルズ&リゾーツのDXアドバイザーとして中長期DX戦略への助言を行うなど、多くの日本企業に対して最新のDX戦略提案からAI開発まで一貫したAI・DX支援を提供する。2024年より一般社団法人人工知能学会理事に就任。

AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。

毎日新聞、日経xTREND、ITmediaなど大手メディアでの連載を持ち、 DXの重要性を伝える毎週配信ポッドキャスト「Level 5」のMCや、NHKラジオ第1「マイあさ!」内「マイ!Biz」コーナーにレギュラー出演中。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。

著書に『AI時代を生き抜くということ ChatGPTとリスキリング』(日経BP)『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。

実践型教育AIプログラム「AIと私」:https://www.aitowatashi.com/
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com

 

※石角友愛の著書一覧

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