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パロアルトインサイト/PALO ALTO INSIGHT, LLC. > ニュースレター「Moonshot」 > なぜGoogleのオーナーはGoogle外でAIを開発しているのか?

なぜGoogleのオーナーはGoogle外でAIを開発しているのか?

2025/03/19 ニュースレター「Moonshot」 
by PALO ALTO INSIGHT, LLC. STAFF 

こんにちは、今週もパロアルトインサイトのニュースレターMoonshotをご覧いただきありがとうございます。ぜひ、最後までお楽しみください。

なぜGoogleのオーナーは
Google外でAIを開発しているのか? 

近年、AI市場の拡大とともにテクノロジー業界の動向が急速に変化しています。特に、企業がAIアプリケーションを導入するスピードは加速しており、特定の業界に特化したAIソリューションの重要性が増しています。そうした中、Googleの共同創業者であるラリー・ペイジ氏が、新たなAI製造スタートアップ「Dynatomics」を立ち上げたことが注目されています。なぜ彼はGoogle外でAI開発に取り組んでいるのでしょうか。

ラリー・ペイジ氏が立ち上げたDynatomicsは、大規模言語モデル(LLM)を活用して製品設計を行い、その設計を基に製造を行うという新しいコンセプトのスタートアップです。これは、AI時代の「Autodesk」とも言えるビジョンを持っています。興味深いのは、GoogleがすでにAIを活用したデザインや開発ツールを持っているにもかかわらず、ペイジ氏がGoogle外でこのプロジェクトを進めている点です。

Googleは巨大な企業であり、リスクの高い新規事業にすべてのリソースを割くことは容易ではありません。ペイジ氏は過去にも、航空機スタートアップ「Kittyhawk」を立ち上げるなど、Google外でのプロジェクトを進めてきました。Googleの親会社であるAlphabetには「X(旧Google X)」という研究開発部門がありますが、それでもDynatomicsのような特定の分野に特化したAI事業をすぐに推進できる環境ではない可能性があります。

Googleは現在、Gemini(旧Bard)を中心にAI市場での競争を進めていますが、主に汎用的なAIモデルを開発しています。対照的に、Dynatomicsのような垂直特化型AIは、特定の業界向けに最適化されたモデルを作ることを目的としています。このアプローチは、OpenAIやAnthropicなどの大手モデル開発企業が手を出しにくいニッチ市場を狙うものといえるでしょう。

今後もAI技術の発展と市場の競争は続き、企業の戦略はさらに多様化することが予想されます。これらの動向は、AIの未来を占う上で重要な指標となるかもしれません。

記事元:https://www.theinformation.com/articles/why-is-googles-owner-developing-ai-outside-of-google-deepseek-gets-microsofts-attention?rc=8ivgkj

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「Cristal intelligence」
OpenAIとソフトバンクの企業向けAI:後編

今週のテーマ:AI活用

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【メディア情報】

エンジニアtype 記事執筆

トランプ政権が米テック界に与える影響は?
「日本のエンジニアも対岸の火事ではない」

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Podcast「Level 5 by Palo Alto Insight」#154
AIの浸透により、管理職の仕事はどのように変わるのか?/業務効率化によってできた時間を有効活用するには?



▽トーク概要

  • AIの浸透により、管理職の仕事はどのように変わるのか?
  • 業務効率化によってできた時間を有効活用するには?
  • おすすめコンテンツ『37signalsのPodcast』

このニュースレターが皆様にとって新たな発見と成長の機会となりますことを願っております。来週も役立つ情報をお届けしますので、どうぞお楽しみに!

パロアルトインサイトCEO 石角友愛

パロアルトインサイトについて

AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。

社名 :パロアルトインサイトLLC
設立 :2017年
所在 :米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
メンバー数:17名(2021年9月現在)

パロアルトインサイトHP:www.paloaltoinsight.com
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com

石角友愛
<CEO 石角友愛(いしずみともえ)>

2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。東急ホテルズ&リゾーツのDXアドバイザーとして中長期DX戦略への助言を行うなど、多くの日本企業に対して最新のDX戦略提案からAI開発まで一貫したAI・DX支援を提供する。2024年より一般社団法人人工知能学会理事及び東京都AI戦略会議 専門家委員メンバーに就任。

AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。

毎日新聞、日経xTREND、ITmediaなど大手メディアでの連載を持ち、 DXの重要性を伝える毎週配信ポッドキャスト「Level 5」のMCや、NHKラジオ第1「マイあさ!」内「マイ!Biz」コーナーにレギュラー出演中。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。

著書に『AI時代を生き抜くということ ChatGPTとリスキリング』(日経BP)『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。

実践型教育AIプログラム「AIと私」:https://www.aitowatashi.com/
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com

 

※石角友愛の著書一覧

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