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シリコンバレーエンジニアがプログラミング言語を習得するまで
2021/04/30 ブログ 
by suzuki 

シリコンバレーエンジニアがプログラミング言語を習得するまで

こんにちは、本日は皆さんにパロアルトインサイトの事をもう少し知って頂けるように、所属するデータサイエンティスト、エンジニアの5名にインタビューを実施しました。

イノベーションの本場シリコンバレーで働く現役のエンジニアは、いつ頃からどのようにして学んだのかや、ベテランエンジニアがおすすめする一番好きなプログラミング言語など、なかなか表に出ることの無い現場のエンジニアの生の声を紹介したいと思います。
AIプロジェクトを進める上で言語習得に臨む方や、これからデータサイエンティストやエンジニアなどのキャリア形成に関心のある方にも参考になる情報があるかと思いますのでぜひご覧ください。

シリコンバレーエンジニアはどの言語から学びはじめたか?

石角:今日は、私たちの会社のことをまだよく知らない方や、データサイエンティストやエンジニアへのキャリアに関心のある方に向け、皆さんにインタビューを実施させていただきます。用意した質問は次の3つになります。
・あなたが今までに学んだ最初のプログラミング言語は何でしたか?
・どこでそれを学びましたか(学校、独学、MOOCなど)?
・あなたの現在の好きな言語は何ですか、そしてその理由は何ですか?

ダニエル(Daniel Lobato Garcia):
私は13歳くらいのときに「ASP(アクティブサーバーページ)」から学びはじめました。当時Webはまだ初期段階でしたが、セキュリティやハッキングに非常に興味があったのでこの言語を選びました。コーディング方法を知る必要があったのですが、ここでは学びませんでした。
その後、両親が近くの学校で週2回のプログラミングクラスに登録することを許可してくれたのでそこから正式に学校でに通い始めました。その後、独学と大学での学習をミックスし学びを深めていきました。
好きな言語は「TypeScript」だと思います。この言語は非常に進化しており、ビデオゲームや、フロントエンドバックエンドの開発まで多くのことを行うことができます。また、大規模なコミュニティに所属することは、プログラミング言語を学ぶに上で非常に重要だと思います。さまざまな例や、ツールなど広い知見のなかから学ぶことができます。
もしこれから学ぶことを考えている方には、各パラダイム(関数型、オブジェクト指向、システム、ロジックなど)から少なくとも1つ以上の言語を学ぶことをお勧めします。

長谷川CTO:
私は最初に「Java」を学びました。プログラミングを学び始めたのは大学の1年生からで、大学での授業が中心に学んでいました。いま一番好きな言語は「R」ですね。これは非常に簡潔なコードで、データの分析や、視覚化するために必要なすべてのものを備えているため非常に重要だと思います。

辻:
私も長谷方CTOと同じく大学1年の時に「Java」を学び始めました。大学時代はコンピューターサイエンスと数学を両方専攻していましたが、後に数学だけに変更して学びを深めました。javaを使って迷路のゲームを作ったことは今でも覚えています。
好きな言語は「python」です。プログラミングが非常に簡単ですし、マシンラーニング用のリソースが豊富に用意されているからです。

シヴ(Shiv Yellamilli):
私が学んだ最初の言語は「HTML」でした。学び始めたのは小学生の頃で、私は学校の放課後キャンプでそれを学びました。その知識を元に私たちは2000年代に独自のウェブサイトを構築しました。(スクロールテキストやその他の簡単なもの)それ以来、主に学校を通して学びましたが、研究や個人的なプロジェクトのために独学でも学びました。
いまの私のお気に入りの言語は「Python」ですが、実は使い始めたときはあまり好きではありませんでした。プログラミングにアクセスできるようになり、単純なスクリプトからはるかに複雑なプロジェクトまでさまざまなタスクに使用できるため、大変気に入っています。

クリスチャン(Christian Arneson):
私が最初に学んだのは「Java」です。14歳の頃にGreenfootを使用するために覚えました。Greenfootは、単純化されたJavaを使用して基本的なゲームを作成するソフトです。
私は最初高校のクラスで学び始め、その後コンピュータサイエンスの大学に行きました。そこは中退しましたが独学で学び続け、最後にコードブートキャンプである「ラムダスクール」を卒業しました。
今の私のお気に入りの言語は「Python」です。非常に用途が広く習得がかなり簡単だからです。上でシヴが述べたのと同じ理由ですね!

石角:
皆さんありがとうございます。改めてキャリアのスタート地点が知れて大変興味深かったです。学び初めの言語がjavaの人は3名、好きな言語はPythonが3名で多かったですね。
学び初めのきっかけや言語は、目的や環境によってさまざまかと思いますがこれから学習を検討している方にも、皆さんに選んでもらった”好きな言語”が習得のきっかけになると良いですね。また、クリスチャンのように社会に出てからも「ラムダスクール」のような場所で学び直しをしてキャリア形成をしている事例があるというのは日本でキャリア形成に悩まれている方にも大変学びになるでしょう!

パロアルトインサイトでは、世界各国で活躍するさまざまなバックボーンを持ったエンジニアや、データサイエンティストが業務をしており、日本の中小企業を中心に最先端のAIテクノロジーの導入を行っております。ぜひ自社のDX化やAI導入などご興味いただけましたら気軽にお問合せ下さい。(お問い合わせページはこちらをクリック

 

パロアルトインサイトについて

AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。

社名 :パロアルトインサイトLLC
設立 :2017年
所在 :米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
メンバー数:17名(2021年9月現在)

パロアルトインサイトHP:www.paloaltoinsight.com
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com

石角友愛
<CEO 石角友愛(いしずみともえ)>

2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。データサイエンティストのネットワークを構築し、日本企業に対して最新のAI戦略提案からAI開発まで一貫したAI支援を提供。東急ホテルズ&リゾーツ株式会社が擁する3名のDXアドバイザーの一員として中長期DX戦略について助言を行う。

AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。

毎日新聞、日経xTREND、ITmediaなど大手メディアでの連載を持ち、 DXの重要性を伝える毎週配信ポッドキャスト「Level 5」のMCや、NHKラジオ第1「マイあさ!」内「マイ!Biz」コーナーにレギュラー出演中。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。

著書に『AI時代を生き抜くということ ChatGPTとリスキリング』(日経BP)『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。

実践型教育AIプログラム「AIと私」:https://www.aitowatashi.com/
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com

 

※石角友愛の著書一覧

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