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アマゾンのリターンシップ: 女性の社会復帰を促す取組み – 毎日新聞

2021/12/20 メディア掲載実績, 毎日新聞 
by PALO ALTO INSIGHT, LLC. STAFF 

MBAの光と影 アマゾンを訴えた女性のメッセージ

MBAを持つ人の需要が高まり、初任給も上昇している

MBAの初任給と男女格差問題

この連載の前回の記事「生涯所得で数億円の差 大学は戦略的に選ぶ時代に」に、大きな反響があった。米国の4年制大学の高騰する学費に対して、リターンがどれくらいあるのか合理的、現実的に考える人が増えているという話だ。

どこの大学を卒業したかではなく、何を専攻したかが重要になり、生涯年収と学生ローンなどの支払いを加味して投資対効果を考えた上で今後の選択をすることや、ダブルメジャー(複数専攻)の重要性も明確にした。

半年でローン完済も

今回は、そんな揺れ動くアメリカの高等教育市場で、高い生涯年収によるリターンを出すといわれている教育について紹介したい。MBA(経営学修士)である。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記事によると、600近くのMBAプログラムにおいて学生ローンを借りた学生たちのデータを解析したところ、98%のプログラムで、卒業後2年の卒業生たちの所得が負債を上回っていることが分かった。

MBAの学費は桁違いに高く、多くの学生がローンや奨学金で支払う。学費が高くても、その後に得られる給料が高いことが予想されるため、早い場合は数年で学生ローンの返済ができるということだ。

例えば、2018年にコロンビア大ビジネススクールに入学し、2年間のMBAで学費として合計16万ドル(約1800万円)を支払ったある女性は、卒業後ニューヨークの保険会社に企業戦略などの担当として就職し、6カ月でローンを完済したという。

ハーバード大経営学修士課程のマネージングディレクターであるチャド・ローゼ氏は、20年卒のMBAの学生の約半数が負債を抱えて卒業しており、その額は連邦政府と民間の融資を合わせて平均7万9000ドルになると述べている。しかし、連邦政府のデータによると、ハーバードビジネススクール(ハーバード大経営大学院)の新卒者の年収の中央値は約17万ドルであり、返済のめどが立つことが考察できる。

男女格差が浮き彫りに

MBAを持つ人の初任給は上がっているが、その背景には、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で状況が悪化したサプライチェーン(供給網)や雇用の問題などを抱える企業が、より迅速に、多様な解決策を示せる人材を求めているからだという指摘がある。

また、パンデミックで業績が急上昇しているIT業界がこぞってMBAを持つ人を採用する傾向が強くなっており、例えばアマゾンは21年、1000人ものMBAホルダーを採用することを発表した。

しかし、MBAホルダーの需要が高まるにつれて、女性と男性の給与の差など、ジェンダーギャップ(性別による格差)の問題が明確になってきているのも事実だ。

ある調査によると、21年のフルタイムMBAプログラムへの女性の就学率は、昨年の39%から41%に上昇し、男女比率はかつてないほど縮まっている。しかし、20年の調査結果では、女性のMBAホルダーは平均年収が14万7412ドルだったのに対し、男性のMBAホルダーは17万7112ドルで、女性の方が約20%も少なかった。

「ダウンレベル」でアマゾンを提訴

同じ能力があるにも関わらず、性別や人種で差別をし、初任給を下げることを「ダウンレベルする」という。ダウンレベルだけが給与格差の要因ではないが、大きな問題であることは間違いない。

ハーバードビジネススクールの私の同級生でもあるシャーロット・ニューマン氏は、アマゾンでシニアマネジャーとして働く中で、黒人女性としてダウンレベルされていることを、給与格差などから明確にした上でアマゾンを提訴した。

https://www.paloaltoinsight.com/membership-checkout/?level=4
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石角友愛
<CEO 石角友愛(いしずみともえ)>

2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。データサイエンティストのネットワークを構築し、日本企業に対して最新のAI戦略提案からAI開発まで一貫したAI支援を提供。東急ホテルズ&リゾーツ株式会社が擁する3名のDXアドバイザーの一員として中長期DX戦略について助言を行う。

AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。

毎日新聞、日経xTREND、ITmediaなど大手メディアでの連載を持ち、 DXの重要性を伝える毎週配信ポッドキャスト「Level 5」のMCや、NHKラジオ第1「マイあさ!」内「マイ!Biz」コーナーにレギュラー出演中。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。

著書に『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。

※石角友愛の著書一覧

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