Level5#62の放送回では、アメリカの大手テック企業GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)が提供しているAIサービスについて、特にChatGPTで今話題の生成AI領域の活用と、取り組みに焦点を当てて議論しました。
Appleについては、現在のハードウェアにおいて強い存在感を持っていることから、独自のAI技術を組み込んだプロダクトに期待が寄せられています。将来的には、Appleシリコンが進化し、デバイス上でGPTのようなニューラルネットワークを実行できるようになる可能性も考えられます。
Amazonは、生成AIに関しては主だった発表はありませんが、これまで培ったリテール業界での強みがあり、その分野でのAI技術活用が期待されています。例えば、Amazon GoやAmazon Oneといったサービスが、音声AIと組み合わさることで、カスタマーエクスペリエンスの向上が期待されます。
Facebook(Meta)は、メタバースへの取り組みが注目されていましたが、話題が生成AIに取られ今では開発もすっかり下火になっています。しかし、GPTのような生成AI技術は、今後メタバース上で活用できるとが予想されており、これからこの領域のAI開発にもより一層注力していくことが考えられます。
各社、取り組みは様々ですが、どの企業が先行してイノベーションを起こせるのかが焦点となっています。
また、各国政府もAI技術の進化に対応するため、新たな規制やポリシーを策定することが重要です。例えば、日本政府が検討している日本語版GPTの開発は、国内企業の競争力向上や、日本独自の文化やルールを反映したAIサービスの提供が期待されています。
Level 5 #62の実際の音源はこちらからご視聴いただけます。
AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。
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